ゆりねは子どものころに食べた覚えがなかったけど、大人になってどこかのお店で食べました。いいお酒のつまみで驚いた記憶があります。まあお店に出てくるようなものだから、普段食べることはできないと思っていたら、意外とスーパーに売っているんですねあれ。
というわけでゆり根について。
ゆり根とは
ユリ科の植物には球根ができます。チューリップとかもそうですね。
チューリップの球根には毒があるので基本食べられませんが、ユリの中には球根に毒を持たないものがあり、それが一般にゆり根として売られます。
ゆり根のように、鱗を重ねたような形をしているものを鱗茎というらしいです。食べるときはこの鱗のような形の部分を一枚一枚はがして、そして調理する。玉ねぎとかと一緒だけど、ゆり根は玉ねぎと違って皮がなく、すぐに使える。その代わり乾燥などに弱いから、スーパーではおがくずなんかに包んで売られてたりする。
食材の旬は秋から冬。正月料理にも使われるらしいけど、個人的にはあまり正月に食べたことはないなあ。鱗茎だから年を重ねるとか、無病息災とかの意味合いがあるらしい。
栽培は北海道がほぼほぼらしく、しかも育てるのは大変。収穫までに5,6年はかかる。畑に植え付けするまでに3年かかるっていうのだから、とても手間暇がかかる作物ですね。
でもそれだけ時間をかけているだけあって、栄養もたっぷり。昔は薬扱いだったそうな。
簡単美味しいレシピ
ゆり根は火を通して食べる。茹でたり、焼いたり、揚げたり、煮たり。。。
個人的に好きな食べ方を一つご紹介。
鱗茎から鱗片を一枚一枚はがしてよく洗い、片栗粉をつけてそのまま油で揚げる。最後に塩をぱらりとかけて、出来上がり。
個人的には、これがかなり好きなわけです。片栗粉をまぶしているから外側はカリカリ、中はホクホク。同じ鱗茎でもあるニンニクに食感や香りが少し似ているかな。
つまりは、いいお酒のつまみってことですな!
もちろんほかにもレシピはあるし、ゆり根自体がおいしいからどんな料理でもおいしい。食感や風味はじゃがいもやニンニクの中間に近いと個人的には思っているので、大体それらが合う料理は、大体おいしいと思う。
もしこれまで食べたことがないという方がいれば、一度試してみるのもいいと思います。
おすすめ!
コメント