大豆でできた肉はヘルシーで美味しく、そして環境にもよいのだそうな。最終的に食卓に上る肉は、牛肉や豚肉から大豆肉に変わるのかな。あんまり食べたことないんだけど、どんなもんなんでしょ? ちょっと調べてみた。
大豆肉ってどんなもの
大豆肉。その名の通り、大豆で作った肉ですな。もともと畑の肉と言われるだけある。豆腐ハンバーグといったレシピは昔からありました。
とはいえ豆腐ハンバーグって、肉っぽかったかというとそうでもない。重要なのは、食感。大豆をうまく加工して、筋肉の構造に近づけていることによって、肉の食感を生み出しているんのだそうな。すごいわ。。
ちなみに大豆肉は、実は結構昔からあるらしい。けど個人的にはあまり目にしなかったし、おいしいものという印象もなかった。日清のカップラーメンに入っている謎肉が、実は大豆肉と最近知って驚いたけど、それぐらいかな。。。あれはかなり好きだった。
でも最近ではスーパーにも売っているし、本物とも思えるほどジューシーに仕上げて、外食のメニューとして販売されているものだって目にする。もう当たり前の存在といってもいいのかもしれない。
何がいいのか
さて、かなり身近になって味もおいしくなった大豆肉ですが、代替肉ともいわれており、つまりは肉の代わり扱いです。世の中には肉という本物があるわけで、わざわざなぜ大豆肉を食べる必要があるのか、となりますな。
代表的なのをいくつかご紹介。
1,そもそも肉を食べない主義の人も楽しめる。ベジタリアンとかヴィーガンとか。ちなみにヴィーガンとは単純に肉や魚を食べないだけでなく、卵や乳製品も食べない人たち。
2,地球の環境に良い。牛のゲップが温暖化を促進するという話を聞いて驚いたものです。牛のゲップにはメタンが含まれていて、世界の温室効果ガスの約4%を占めているのだそうな。どんだけ。。。ちなみに、牛のゲップのメタンを減らすことのできるエサとかもあるらしい。そちらも応援したい。
3、常温で保存がきく。
4、高たんぱくで低カロリー。もともと大豆なので、食物繊維も取れる。
こんな感じ。
ちなみにデメリットもあります。まずお値段がまだ高い。普通のお肉の方が安いのですな。これからどんどんと改良されていくだろうし、さらに低価格になることを期待します。あとハンバーグとかに加工されているものは、上記4の低カロリーという部分は消える可能性があります。ジューシーにしているから。。。
乾燥タイプがおすすめか
大豆肉にはレトルトタイプと乾燥タイプがあります。レトルトタイプは、すぐ食べられる。乾燥タイプは常温で長期保存できる。どちらがいいのかはお好みですが、保存食代わりに置いておくとよいかもしれない。比較的乾燥タイプの方が安く、場所も取らない。
ただし、乾燥タイプは水やお湯で戻したりと手間がかかります。とはいえ料理の方法によっては、戻しと調理をいっぺんにやることもできますね。調味料につけて、そのまま料理してしまえば、手間暇省けるというわけです。あと大豆肉には大豆臭さというやつもありますので、濃いめの味付けの方がおいしく感じることが多いですね。
というわけで、たとえば焼きそばならいっぺんに調理できちゃう。野菜を炒めるときの水分を吸収して、さらにやきそばソースは濃いめの味付けになるから、臭みも気にならない。普通にお肉を使うよりも簡単だったりしますな。
大豆肉はミンチタイプだけじゃなく、ブロックタイプやフィレタイプなんかもあるからいろいろな料理に使えます。今後どんどんと進化していきそうだから、少しずつお試ししてみるのもいいかもしれない。
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